組織のバランス
 組織の基本構造
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 社員の意識
 リーダーがすべき事
 リスクマネジメント
 離職の損失


 組織のバランス
お互いに影響を及ぼしあう要素で構成されるまとまりや仕組みをシステムと言います。
この言葉に組織も含まれるわけですが、
システムを大きく分けると、リーダーがメンバーに指示を出すシステムと
メンバーがやるべき事を自ら行うシステムの2つのパターンに分かれます。
リーダーが指示を出すシステムをトップダウン方式
リーダーがいないシステムをボトムアップ方式と呼びます。

蜂の画像

リーダーのいないシステムが組織として維持できるのか?と考えてしまいます
人間社会ではトップダウン方式が当たり前と言った仕組みになっていますが
自然界にはアリやハチと言ったリーダーを持つことなく集団生活を送っています。
女王アリや女王バチがリーダーとして存在しているでしょ?と思う方も多いかと思いますが
女王アリや女王バチは『卵を産む』役割を果たしているだけで指示は出していないのです。
エサを探す・幼虫を育てる・巣を守る・卵を産むなど、 DNAに刻まれた個々の役割を果たしているだけです。
このシステムを維持するには、個々が徹底したルールにそって動く事が必要になります。
個々の持つローカルな情報をルールに従って身近な仲間に伝え
伝えられた情報からルール―に従って自分の役目を果たす事で組織を維持します。

管理をするリーダーがいない為、メンバーは全体を見渡すことが出来きませんが
メンバーは近くのメンバーとコミュニケーションを取る事で状況を把握します。
そしてメンバーは自分の判断で的確な行動をとる事で、 状況の変化に対応できるシステムとなり
システム全体からみると良い影響を与えている事になります。


ビルの画像


人間社会でこのシステムで会社組織を維持するのは大変難しい事ですが
トップダウン方式ではリーダーの能力に極度に依存する傾向にあり
リーダーの決断一つでシステムは大きく左右される危険もあります。
近年では様々な事に多様化する社会において、
トップダウン方式に、状況の変化に強いボトムアップ方式を取り入れた
新しい組織作りを目指す会社が増えつつあるようです。

リーダーに依存する組織ではなく、強い組織作りを行うには
トップダウン方式とボトムアップ方式の微妙なバランスを取る事が重要になります。
メンバーはリーダーに依存しない、リーダーを無視しすぎない事が必要です。
そしてリーダーはメンバーのコミュニケーションやチームワークの強化を促し、
全ての指揮を自分一人でするのではなく
「自分が指示を出さなくても問題なく働いている」と 確認しながら 全体を見渡し、
メンバーが見えていない視点からの指示を出す必要があります。






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